目久尻川(源流編) 2004年7月3日(土)

目久尻川は座間市の北端付近から始まり、海老名市と綾瀬市を通過して、寒川町で相模川に合流する全長20㎞ほどの一級河川です。最上流部は市街地のなかにあるのです。

 地図で見ると、源流の先端は小田急横の斜面直下、相武台駅から1km余のあたりです。想像するに、昔このあたりが原野だったころは、北の台地上に降った雨が伏流水となって段丘崖の斜面から涌き出たか、川がもっと北まであって今は埋め立てられたか暗渠になったか、ではないか。今はどぶ川です。蓋を被せられていないだけ、まだ川の待遇を受けています。

 座間市は地下水を上水道の主な水源としているようで、今でも地下水は豊富なのでしょう。

①源流部
 交通量の多い道路から中へ入って、すぐ急な坂道を、自転車の後輪が浮き上がりそうになりながら、下ると、川沿いの道に出ます。道のあるところは谷状になっていて、コンクリート護岸の中を覗き込むと水面はさらに下のほうにあります。
上流に向かって行くと、やがて道は踏み跡になり、なくなってしまいます。

フェンス越しに見る上流方向。

②上流部1
 しばらくはコンクリート水路が続きます。

③上流部2
 相変わらずコンクリート護岸ながら、いくらか川らしくなってきました。

④中流域1
 あちこちの水源から水を集めて、もはや堂々たる川です。

もう少し下ったあたり

⑤中流域2
 田んぼも見えてきました。田んぼに供給される水が目久尻川に流れ込んでいます。柵の右側が川。
mekujirigawa

目久尻川サイクリング道路
 ここから始まる2350mのサイクリング道路を快適に走れます。川の全長に比べるとほんのわずかですが、あるいは今は下流の方向にもっと延びているかもしれません、以前走ったときに工事中でしたから。



やっと気持のいいサイクリング道路になったのですが、少し走ったところできょうの予定地点に達したので、川を離れて別の道を帰りました。


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